我がために二兎は得る

M.M (26)

2019年3月入社
人事・広報グループ チーフ

5年間インカムが飛び交う美容師時代を過ごしながら「自分らしい働き方ってなんだろう」と思いGWCに入社。 人事部の創設に携わるもその段階では本社最年少。 現在は後輩に頼られることをいきがいに感じてきました。

好きだけでは難しいことも知った

両親が床屋を経営しており、私も当然のように「将来は美容師になるんだ」と考えていました。友達や今の旦那と遊びに出かけたり、それが続けられるくらいには稼ぎたい。その先でどうしようとか、あまり考えてこなかったんですよね。けど、やるからにはちゃんとやる。現場を知らないと仕方がないと思い、日中は美容室のお手伝いで資格学校の学費を稼いで、夜は国家資格の為に勉強漬けでした。

念願の美容師になってからは歩合制でした。スタッフがお客様の奪い合いをインカムでバチバチしてるのを聴き流しながら、目の前のお客様の為に髪に触れせていただき、少ない給料は気の合う人たちとの時間に使って、やりたいことをやれているし不満はなかったんです。けど、仲の良いスタイリストさんが育休から復帰された時、時短勤務と不規則にならざるえないお休みを理由に、あまり仕事を入れて貰えなくなってしまったんですよね。

「私もこうなるんだ」

そこで初めて将来を考えるようになりました。ちょうどその頃、GWCも口コミでクライアントからのオファーが増えてきた時期でした。採用活動にも専念する為人事部の創設を検討していたところ、「本社で働いてみない?」と声をかけていただきました。

私より私を知っている会社

PCの基本操作しか知らなかった私は、メールの文面から採用に関するシステムの使い方まで付きっきりで教わりました。聞かなきゃ教えてくれない、がないのは新鮮でした。「僕もそう教わったから」って何ごともなく言う上司は格好良く、純粋に私もそれが言えるようになりたいと思いました。

GWCで働いていて思うことは、年齢も性別も関係なく、数字だけでなく過程も見てくれること。その為に上の立場の人ほど、気にかけて声をかけてくれること。営業さんが多い会社だからか「何かあった?」って声かけが、「何で気付いたの?」ってタイミングばかりで救われています。

「どうして私を採用したのか」勇気を出して聞いたことがあります。私は好きなことだけをやってきたつもりだったのに、「こんなに誰かの為に頑張れる人っていないでしょ」なんて言われて、私の原動力は期待に応えたいだったのかと。なんで私よりこの会社は私を知っているんだろうと思います。頼られたら嬉しい。なら、期待してもらえるように、目の前の仕事はこだわろうと思いました。

自分を知った私は強い

やっぱり人生は楽しい方が良い。趣味の登山も野球観戦も、ディズニーもたくさん楽しみたい。それにはお金が必要だし、どれだけそこにお金を使えるかだとも思っていて、これは結婚した今も変わらないし、より強くなりました。ならば仕事しなきゃ、で過ごしてきたけど、残念ながら今の私は仕事も好き。ここで働く人たちとする仕事が楽しくて好き。ライフステージの変化があっても、働いていた方が躊躇なく楽しめる。出産しようが何しようがここで働いていたい、これが私の理想です。

ここ最近は自分に年齢の近い女性も増えてきました。当時は最年少で存分に甘えさせてもらったので、今度は私の番。

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