強気な玩具屋、事業を回す

Y.O (26)

2020年9月入社
パーソナルサービスグループ チーフ

雑貨屋の店長時代にマネジメントの面白さを感じ人材コーディネーター志望でGWCに入社。 クライアント先での就業スタートに疑問のあった彼は努力の末最速の1年間で本社業務に就くも、この時間の過ごし方の意味を語る。

僕と同じ悩みに、僕はなんて応えられるか

プラレールが走る部屋で育ったからか、玩具や雑貨が好きな大人になっていました。やっぱり好きなものを職にしたい。20歳から4年間雑貨屋で店長を務めてきました。好きなものに囲まれながら、やりがいしかない職場だったのですが、給与は上がらずボーナスもない。好きなものがお金になる仕事ではなかった、と言えばそれまでなのですが、店長として社員が仕事を通じて成長していく姿を観る嬉しさを知れました。「もっと人と深く関わりたい」。転職をサポートするコーディネーター職での転職を考えました。

GWCからは有難いことに経歴や人柄を評価いただけたものの、クライアント先の仕事を経験するよう説かれ、正直僕は必要性をあまり理解できませんでした。販売能力は培ってきたつもりですし、もともと営業の仕事すらやりたいとは思っていませんでした。今の上長には「可愛くないやつが入ってきた」って思われたんじゃないかなと思います。

数か月して「お客様が要らないものを提案したくない」と愚痴も兼ねて相談していた時に、「もし同じように悩む子がいたらなんて声をかけてあげる?」と尋ねられ、恥ずかしながら僕は何も答えられなかったんです。僕自身が業務でぶつかる壁を乗り越えた経験がないと、話してあげられる話なんてない。そこで初めて気づきました。

その情報を誰が喋るか

そこからはただ「なりたい」とアピールするのではなくて、どうしたらなれるかを聞いたり考えて行動に移しました。成績の良さは引き出しの多さにも繋がり、たくさんの子をサポートしたり、そもそものミスマッチを生まないかもしれない。反対にコンプライアンスで違反があれば、企業営業でもあるコーディネーターに僕を選ぶのは会社としてもリスクが伴う。上長と二人三脚で人材業界の仕組みを学びながら、最短の1年でコーディネーターになることができました。

担当の子を持つようになってからは、店長時代の仕事を効率よくできるように教える、ではなく、その後のキャリアプランも一緒に考えて「応援」していく形になりました。ちゃんと将来を考えるからこそ転職は不安です。知らないし分からないから怖い、僕もそうでした。支えていく為には、その仕事を同じように知らないと「共感」できないと思います。業務が大変なのは分かるけど、どう大変なのかまでは分からないです。解決する為に「知識を入れれば」「数をこなせば」と頑張り方を伝えても、経験している人からでないと納得しづらいですよね。僕がまさにそうだったように。

いつまでも応援者でありたい

「転職して良かった」と言ってもらえるのはとても嬉しいことです。僕はこれからもコーディネーターの仕事をし続け、転職という大きな決断を一緒に支えていきたいです。「なりたい」が見つかったらモチベーションを保てるよう応援してあげたい。もし「なりたい」がないなら、できることを1つずつ増やしてあげたい。

僕が雑貨屋での販売員を選んだのも、雑貨が好きで、尚且つ接客のアルバイト経験があったから。初めは好きとか、憧れ、興味があるくらいでも良いです。その為に必要なものを僕や、GWCのコーディネーターは一緒になって探します。未経験の僕が営業で結果を出すことができたり、こうしてコーディネーターになれたのは、応援してくれる人たちがいたからです。

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